プロダクトのトータルビジュアルを手がけた
クリエイター まくらくらまによる
美しくも妖しいアンティークの世界
ボトルデザイン
パッケージデザイン
パッケージ内部
ボトルデザイン
パッケージデザイン
パッケージ内部
これから始まる宴に向けて、滑らかな陶器の肌に噎せ返る程の白粉を叩き 身繕いする絶世の美女を想起させるような香りを求めて。
あらゆる角度から香り試作を行い、この香りに辿りつきました。
靡く黒い髪から覗く白い首筋に、そっと顔を近づけた時に香る……
一度知ってしまったら逃れられない魔性性を秘めた香り
是非感じてください。
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ボトルデザイン
ボトル一面に渡るのは、彼女に魅了された者たちの行く末を描いた悪行の数々と“未だ満足をしない。”と言わんばかりの乾いた笑みを浮かべる女性。
このボトルの最後の一滴が費えてもなお、彼女が満足する事は無いのでしょうか。
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パッケージデザイン
どこか憂いを帯びた表情の女性とは対照的に、怪しい表情を浮かべる化け狐とのコントラスト。
少し古びた化粧箱を開けたその時、恐ろしい何かに取り憑かれてしまうような……
美しさと怪しさの両立に拘りました。
背景の血滲みのような色合いは生生しい肉感を表現しています。
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パッケージ内部
香水をおさめているパーツを外すと底面から図柄が現れます。
外側の美しさだけに気を取られては決していけません。
香水のケースとしての機能は勿論、煌びやかなアクセサリーを閉じ込める貴方だけの宝石箱にしてみませんか。
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子供でもなければ大人でもない。
そんな宙ぶらりんな状態こそ痛く・繊細で・美しい。
自分の腕の中で留める事の出来ない、一瞬の尊さを瓶に閉じ込めようとした香りを目指しました。
この香りは幼さだけで終わるのではなく、香りが消え行くにつれ、自分以外何も知らなかった少年が次第に大人になって自分から遠のいていき、残酷に大人びた香りの思い出だけ残していく。
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ボトルデザイン
キラキラと光を反射する水面のような色合いを。
水面は遠目から見ていると、とても煌びやかで美しいのに、その美しさを閉じ込めようと手に抄うと陰ってしまう。
そんな儚さに掛けて、表現しています。
ボトルはインク瓶のように見えるよう、全体的なバランスを整えました。
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パッケージデザイン
アンティーク洋書のような雰囲気を全面に打ち出し、正面の肖像画にはもう戻らない、”早熟の君”を描いていただきました。
美しい瞬間を切り取った今を慈しむような
もう戻らない過去を懐かしむような
様々な角度からの彼をお楽しみください。
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パッケージ内部
蓋の内側には、在りし日の君の後ろ姿を。
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