2015.6.17
梅雨の季節になりました。梅雨や初夏を楽しむ風物詩にあじさいがあります。
パステル調のあじさいと、光る雨のしずくとのコンビネーションは、可憐で清楚な感じを受けます。
日本では、アジサイは50種以上もあり、最近では、母の日や父の日のプレゼントにされる方も多いようです。
あじさいのタイプには大きく分けて2つあって、ガク(額)アジサイとホンアジサイ(ハイドランジア)があります。
花言葉にはあじさいの花の色が”七変化”に変わっていくところから、移り気、浮気、ほら吹きといったマイナスのイメージの言葉から、辛抱強い、元気な女性、強い愛情といったポジティブな言葉など、いろいろあります。
日本では青いあじさいが多くみられますが、これは土が酸性のためです。根を張る土が酸性だとあじさいの青が濃くなり、アルカリ性だと赤が濃くなります。
また、植えた場所によって色が違うそうで、土の中に混じっている「何か」が、場所によって違うからなのです。
この「何か」の中で、ひとつわかっているものは、アルミニウムという金属で、これをあじさいが吸い上げると花は、青くなるといわれています。
香りはどうかみてみますと、あんまり匂わないのですが、かすかにウォータリーでみずみずしいグリーンを感じます。
匂うあじさいもあるようでカシワバアジサイもその一つです。シナモンの効いた柏餅のようなほんのり甘い香りでそうです。
機会があったら私も是非嗅いでみたいと思います。