和の香りの香水ブランド
商品のご紹介Product
J-Scentフレグランスコレクションあんみつ
黒蜜の濃厚さを帯びた蜜柑の香り立ちから、
杏子の酸味と求肥のきめ細やかなパウダリー感が広がり、
ラストは程よくほぐれた小豆餡とクリームの
滑らかな甘みが心地よい香りです。
- 容量
- オードパルファン 50mL
- 価格
- 4,950円(税込)
- 香り
- あんみつの風味をトップ、ミドル、ラストの時間の経過とともに味わう香り
- トップノート:蜜柑、黒蜜
- ミドルノート:杏子、苺、求肥、桃
- ラストノート:小豆餡、赤豌豆、クリーム
かとみあんみつコラムColumn
あんみつ好きとして執筆活動やSNS等でご活躍中の、かとみさん。あんみつをテーマにした同人誌の面白さにハマったスタッフが熱烈オファーを送り、J-Scentあんみつの香りの体験談をもとに、コラムを綴っていただきました。挿絵もご本人の書き下ろし!
朝、出勤前にあんみつの香水をワンプッシュ手首につけてみた。
目の前にあんみつが現れた。いや、「現れた」というと語弊があるかもしれない。
でも確かにあんみつが手元に運ばれてきたかのような気配を感じる。
香りから想像するに、具だくさんのあんみつだ。
フレッシュなフルーツとソフトクリームが乗っているだろう。
そして、独特な蜜の香りに気づいた瞬間、すぐに確信した。
このあんみつ、たった今、目の前で惜しげもなく黒蜜をかけられている。
パフォーマンスがすごい。あんみつの気配だけでめちゃくちゃ魅せてくる。
朝からとんでもなく罪なあんみつ(の幻覚)を見てしまった。
会社に着くと、香りの変化に気がついた。
濃厚な黒蜜の香りが落ち着き、様々な具材が顔を出しはじめた。
フルーツ、あんこ、それに干し杏だろうか。
変わっているのはおしろい風の香りが、柔らかくて真っ白な求肥を連想させるところだ。
概念の求肥、そういうのもあるのか。香りの世界は奥が深い。
あんみつという食べ物は、複数の具材からできた集合体だと思っている。
ひとつの具材をメインに据えるのではなく、素朴でシンプルな具材が集まり、
お互いに引き立て合うことで成立しているのだ。つまり調和の食べ物である。
このあんみつの香水も同じ構造のように思った。
香りの要素を多く感じるが、調和によって優しげで落ち着く香りが成立している。
夕方になっても、時折、甘い香りがふわっと鼻をくすぐった。
午前中とは違う、溶けたソフトクリームと黒蜜がまざったようなメロウな香り。
あんみつの器に残る最後のひとすくいを思い出した。
完食間近のあんみつは何よりも甘くて切ない。
ここで気がついてしまった。
私はあんみつの香水を通して、一日かけてじっくりあんみつを食べていたのではないだろうか。
朝にフレッシュなあんみつに黒蜜をかけ、午前中に具材のハーモニーを楽しみ、夕方に溶けたソフトクリームと黒蜜を器の底からすくった。
あんみつの香水は、あんみつを完食するまでのストーリーを追体験させてくれたのだ。
合点がいったところで、私は会社帰りに途中下車して馴染みのあんみつ屋に駆けこむのだった。
LUZスタッフの
あんみつ食べ歩き記録 Eat & walk report
LUZスタッフが各地で堪能した
あんみつをご紹介します。
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report 基幸庵
基幸庵風あんみつパフェ
バニラアイス・白玉・抹茶寒天・そして大き目の小豆に黒蜜というシンプルな構成です。
やさしい甘さが絶妙なバランスの一品。 -
report セブンイレブン
フルーツあんみつ
セブンイレブンで「フルーツあんみつ」を発見。りんごをトッピングして盛ってみました。
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report 茶寮 伊藤園(福岡空港ラーメン滑走路)
抹茶ソフトあんみつ
ほうじ茶ソフトあんみつと迷いましたが、好きな抹茶をチョイス。美味しかったです。
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report 人形町 初音
白玉抹茶クリームあんみつ
注文時に黒蜜or白蜜をセレクトできるのが特徴。他店ではあまり見かけない白蜜でいただきましたが、すっきりとした甘さが新感覚でした。盛りすぎず少なすぎない具材のバランスがちょうどよく、あっという間に食べきってしまいました。
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report 銀座 若松
ほうじ茶クリームあんみつ
香ばしさのあるほうじ茶アイスが新鮮でした。具材の素朴な味わいが楽しめるあんみつといった印象で、黒蜜は別添えタイプでした。ちょっぴり高級ですが、ショッピングで歩き疲れたときに寄りやすい立地が◎。
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report スタッフYの
創作あんみつ昔ながらの寒天屋さんがあることを知り、少し足を延ばして購入しに行きました。注文するとその場で賽の目にカットしてくださる寒天は、かための食感で味がしっかり。好きな具材をトッピングして、オリジナルのあんみつにしてみました。
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report スタッフF母の
創作あんみつ①お店でいただくのとはちょっと違うテイストの器に盛りつけてみました。たっぷりの白玉や、シロップ漬けではないフレッシュなさくらんぼもポイント。
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report スタッフF母の
創作あんみつ②寒天とシロップがたっぷりのあんみつ。好きなトッピングを自由なバランスで盛り付けられるのが、自分でつくときの最大の楽しみですね。