2024.6.25
自分の理想の香りで香水を作り上げたい……と考えつつも、
香りは目に見えないもののため、言葉で伝えるには難しく、
なかなか表現が難しいものかと思います。
弊社で香りを作っていく上で、どのような内容でご依頼をされているのか、
ご参考までに一例をご紹介いたします。
通常香りのご依頼をする際、香りのイメージを詳細に伝える、
或いは、ルズからお渡しをするヒアリングシートに沿ってご回答をする形にてご依頼をいただいております。
ご依頼の際によくご記載いただく内容をご紹介いたします。
上記のような要素をいくつか挙げていただく場合も多くございますが、
既にどのような香りにしたいか明確なイメージがある場合や、
キャラクターフレグランスなどの題材のある香りにつきましては、
下記のような文章ベースにてご依頼をいただくこともございます。
ターゲット:20代~30代の女性
香調:白い花系のフローラル調
香りのイメージ:ユリを持った女性をイメージ
花の華やかさを前面に出したいため、青臭い香りはあまり入れたくないです。
また、あたたかい日差しを感じるような香りにしたいです。
参考製品:イメージとしては○○(ブランド名)の○○(商品名)の香りがイメージに近いですが、
日常使いするには少し癖が強いため、もう少し肌なじみの良い香り(一般受けしそうな香り)だと嬉しいです。
参考資料:ブランドコンセプトをお送りします。https://www.~~~~~~
・キャラクター詳細
昔仕えていた主人を探し人助けをしながら放浪している騎士。
参考に「キャラクター画像」「キャラクターPV」をお送りします。
・香りのイメージ
赤いバラのイメージがあるため、バラの香りをメインにしたいです。
情熱的な性格なので、さわやかな香りというよりゴージャスな香りの方がイメージに近いです。
赤い大輪のバラの花をイメージした香りと、茎の部分も含めた少しグリーン感のある香りの2つのパターンで香りを試したいです。
また、大人っぽい印象があるため、香りとの相性がよければムスクを入れていただけると嬉しいです。
上記のような情報をもとに、1つの香りにつき2~3パターンのサンプルを作成しておりますので、
その中からどの香りで進行するかお選びいただけます。
もし作成した香りがイメージと少々異なる場合は、香りの修正も可能ですので、ご安心くださいませ。
もし、イメージしている香りがどのカテゴリの香りなのかわからない、
イメージを言葉にするのが難しい、といった場合、
弊社ショールームに多数実績品の展示やお試しできる香りをご用意しておりますので、
香りを試しながらヒアリングを行うことも可能でございます。
実際に香りを嗅ぐと、香りの方向性も定まりやすい傾向にありますので、ご興味がございましたら是非一度お越しくださいませ。
また、弊社にはエバリュエーター(調香師)も在籍しておりますので、
香りでお悩みの際にはこちらから香りをご提案したり、アドバイスもさせていただきます。
イメージの状態から香りに起こすことも得意としておりますので、少しでも気になることなどございましたら、
下記より気兼ねなくご相談ください。